高田焼平山窯跡(読み)こうだやきひらやまかまあと

日本歴史地名大系 「高田焼平山窯跡」の解説

高田焼平山窯跡
こうだやきひらやまかまあと

[現在地名]八代市平山新町 船河内

船河内ふながわち高台の自然傾斜を利用した八代焼登窯跡。県指定史跡。登窯の勾配一五度、長さ二〇メートル、幅は基部一・四メートル、内部は九室に分れる。八代焼は寛永九年(一六三二)細川三斎に従って豊前国上野あがの(現福岡県田川郡)から八代にきた朝鮮の焼物師尊楷(上野喜蔵)が翌一〇年高田の木下谷きくだしだに(現奈良木町)に焼窯を構えた。

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

今日のキーワード

自動車税・軽自動車税

自動車税は自動車(軽自動車税の対象となる軽自動車等および固定資産税の対象となる大型特殊自動車を除く)の所有者に対し都道府県が課する税であり、軽自動車税は軽自動車等(原動機付自転車、軽自動車、小型特殊自...

自動車税・軽自動車税の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android