高浜[町](読み)たかはま

百科事典マイペディア 「高浜[町]」の意味・わかりやすい解説

高浜[町]【たかはま】

福井県西端,大飯(おおい)郡の町。小浜(おばま)線が通じる中心集落は若狭湾の支湾高浜湾に臨む漁港で,丹後街道(国道27号線)が通じる水産物集散地若狭湾国定公園に含まれ,西部には音海(おとみ)断崖と呼ばれる景勝地展望のよい青葉山がある。72.40km2。1万1062人(2010)。

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世界大百科事典 第2版 「高浜[町]」の意味・わかりやすい解説

たかはま【高浜[町]】

福井県西端,若狭湾に面する大飯(おおい)郡の町。人口1万2201(1995)。丹波高地山地が町域を広く占め,海岸部に低地が開ける。丹後街道(国道27号線),JR小浜線が通る中心の高浜は江戸初期から在郷町として発達したが,現在は水産物を集散する漁港となっている。西部の内浦港は木材輸入港で貯木場に利用される。若狭湾国定公園に属し,若狭富士と呼ばれる青葉山(699m)や今戸鼻,音海断崖などの景勝海水浴で観光客を集めている。

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