高橋(読み)タカハシ

デジタル大辞泉 「高橋」の意味・読み・例文・類語

たか‐はし【高橋】

高くかけ渡した橋。
石上いそのかみ布留ふるの―高々に妹が待つらむ夜ぞふけにける」〈・二九九七〉

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精選版 日本国語大辞典 「高橋」の意味・読み・例文・類語

たか‐はし【高橋】

[1] 〘名〙 高くかけた橋。
書紀(720)神代下(寛文版訓)「海に遊(あそ)ぶ具(そなへ)の為(ため)に高橋(タカハシ)浮橋(うきはし)及び天鳥船(あまのとりふね)亦た将供造(つくらん)
[2]
[一] 奈良県天理市櫟之本(いちのもと)の古地名一説に奈良市杏(からもも)付近とも。
[二] 静岡市清水区の地名。
[三] 京都市北区にあった地名。金閣寺足利義満の北山山荘であったころの、その付近の地名。また、その地にあった橋。
[四] 石清水八幡宮の山の麓を流れる放生川にかかった反橋(そりばし)。また、その付近の地名。

たか‐ばし【高橋・多寡クヮ橋】

東京都江東区、小名木川にかかる橋。江戸時代岡場所として知られた常盤清澄とを結ぶ。また、その橋の北東側にある地名。

たかはし【高橋】

姓氏の一つ

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日本歴史地名大系 「高橋」の解説

高橋
たかはし

[現在地名]佐賀市八戸二丁目

八戸やえ宿の西の端、深町井樋ふかまちいびに架けられた橋で、現国道三四号の新高橋のすぐ北である。この地は本庄江ほんじようえをさかのぼる川舟の終点であり、

<資料は省略されています>

という数え歌のように一帯は市として賑い、瓦屋や蒲鉾製造屋もあった。

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事典・日本の観光資源 「高橋」の解説

高橋

(兵庫県神戸市灘区)
灘百選指定の観光名所。

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