高森観好(読み)たかもり かんこう

デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「高森観好」の解説

高森観好 たかもり-かんこう

1750-1831* 江戸時代中期-後期蘭学者
寛延3年生まれ。常陸(ひたち)水戸藩士の家に生まれ,のち遠江(とおとうみ)(静岡県)横須賀藩主西尾忠善につかえた。桂川甫周(ほしゅう)に蘭学をまなぶ。八分儀,温度計,望遠鏡などの機器を製作して物理実験をおこなった。文政13年12月1日死去。81歳。通称は惣右衛門。号は香山。著作に「西洋画談」「野礼機的爾(エレキテル)全書」。

出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例

今日のキーワード

焦土作戦

敵対的買収に対する防衛策のひとつ。買収対象となった企業が、重要な資産や事業部門を手放し、買収者にとっての成果を事前に減じ、魅力を失わせる方法である。侵入してきた外敵に武器や食料を与えないように、事前に...

焦土作戦の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android