高梨政頼(読み)たかなしまさより

世界大百科事典(旧版)内の高梨政頼の言及

【高梨氏】より

…中世信濃の有力武士。清和源氏井上氏の同族。盛光を祖とするが,早くから本郷高梨(総領家)と山田高梨に分かれる。現長野県須坂市高梨の周辺が本貫の地といわれ,高井・水内両郡に所領をもった。盛光から3代目の忠直は木曾義仲四天王の一人として名をはせるが,鎌倉末期には京都妙心寺の開山関山慧玄を一門の中から生んでいる。南北朝時代になると経頼が一族の総領として軍事的に活躍し,以後室町時代を通して所領を北信濃の地に拡大していった。…

※「高梨政頼」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

今日のキーワード

発見学習

発見という行為の習得を目指す学習。または,発見という行為を通じて学習内容を習得することを目指す学習。発見学習への着想は多くの教育理論に認められるが,一般には,ジェローム・S.ブルーナーが『教育の過程』...

発見学習の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android