高市大寺(読み)たけちだいじ

世界大百科事典(旧版)内の高市大寺の言及

【大官大寺】より

…金堂と塔の基壇を残す。《大安寺伽藍縁起幷流記資財帳》と《日本書紀》によると,617年(推古25)聖徳太子が熊凝(くまごり)村に建てた道場を起源とし,639年(舒明11)百済(くだら)川のかたわらに移建,百済大寺とするが,その後,673年(天武2)高市郡に移し,高市(たけち)大寺と改号する。さらに677年大官大寺と改め,飛鳥寺,川原寺,薬師寺とともに,藤原京内の四大寺となる。…

※「高市大寺」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」