高島[町](読み)たかしま

百科事典マイペディア 「高島[町]」の意味・わかりやすい解説

高島[町]【たかしま】

長崎県南部,西彼杵(にしそのぎ)郡の旧町。長崎半島西方の高島端島(はしま)などからなり,長崎市と定期船で連絡。高島は1868年日本で初めて近代的採炭が行われた地で,良質炭を産したが,1986年閉山。端島は高層アパートが多く,軍艦島ともいったが,端島鉱は1974年閉山。飲料水は対岸三和町(現・長崎市)から海底水道で送水。2005年1月西彼杵郡香焼町,伊王島町,野母崎町,三和町,外海町と長崎市へ編入。1.27km2。904人(2003)。

高島[町]【たかしま】

滋賀県,琵琶湖西部,高島郡の旧町。比良山地東斜面と鴨川流域の沖積平野にまたがり,米作が盛んで,麦,大豆栽培も行われる。湖西線が通じる。1993年に琵琶湖がラムサール条約登録湿地となる。2005年1月高島郡マキノ町,今津町,安曇川町,新旭町,朽木村と合併し市制高島市となる。63.20km2。7145人(2003)。

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