高島(島根県)(読み)たかしま

日本大百科全書(ニッポニカ) 「高島(島根県)」の意味・わかりやすい解説

高島(島根県)
たかしま

島根県西部の日本海上にある島。益田(ますだ)市に属す。面積0.39平方キロメートル。最高点は117メートル。第三紀の輝石安山岩集塊岩からなり、平坦(へいたん)地は少ない。中世から居住者があり、主として漁業を営んだが、飲料水天水に頼っていた。1972年(昭和47)集中豪雨で大きな被害を受け、そのため1975年に9戸24人の全島民が益田市土田(つちだ)町に移住し無人島となった。磯(いそ)釣りの好適地。

飯田 光]

出典 小学館 日本大百科全書(ニッポニカ)日本大百科全書(ニッポニカ)について 情報 | 凡例

今日のキーワード

焦土作戦

敵対的買収に対する防衛策のひとつ。買収対象となった企業が、重要な資産や事業部門を手放し、買収者にとっての成果を事前に減じ、魅力を失わせる方法である。侵入してきた外敵に武器や食料を与えないように、事前に...

焦土作戦の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android