日本大百科全書(ニッポニカ) 「高島(大分県)」の意味・わかりやすい解説 高島(大分県)たかしま 大分県東部、大分市、佐賀関半島関崎(せきざき)沖合い3.7キロメートルにある無人島。瀬戸内海国立公園に含まれる。周囲5.5キロメートル、面積0.94平方キロメートル、最高点136メートル。緑色結晶片岩からなり、20~40メートルの海食崖(がい)が発達している。ビロウ、アコウ、ハマユウなどが自生し、ウミネコの営巣地としては日本の南限である。大正末期に豊予要塞(ほうよようさい)の一部として砲台が設けられた。キャンプ、磯(いそ)釣りができる。[兼子俊一][参照項目] | 佐賀関半島 | 関崎 | 瀬戸内海国立公園 | 豊予海峡 出典 小学館 日本大百科全書(ニッポニカ)日本大百科全書(ニッポニカ)について 情報 | 凡例