高塩村(読み)たかしおむら

日本歴史地名大系 「高塩村」の解説

高塩村
たかしおむら

[現在地名]矢板市高塩

たてかわ村の西に位置する。近世は初め宇都宮藩領、寛延二年(一七四九)下総佐倉藩領、安永三年(一七七四)再び宇都宮藩領となり幕末に至る。慶安郷帳では高九三石余、田方七九石余・畑方一三石余。元禄郷帳では高一五七石余。正徳年間(一七一一―一六)の宇都宮領村々諸割物高付覚帳(五月女久五文書)によると、東隣館ノ川村と合せて二七四石余の村高に対して、舟生ふにゆう村・玉生たまにゆう(現塩谷郡塩谷町)長井ながい村の割出しのもとに材木・炭・薪・かやを納入する。

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

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