骨付（読み）ホネツキ

デジタル大辞泉

ほね‐つき【骨付（き）】

１ 骨組みのようす。骨格。
２ 骨がついていること。また、その肉。
３ 魚を二枚におろしたとき、背骨のついているほうの身。

出典　小学館

精選版 日本国語大辞典

ほね‐つき【骨付】

〘名〙

① 全身の骨格の様子。骨組。

② 骨がついていること。また、骨のついたままの肉。特に、二枚におろして背骨のついている方の魚肉。

※古今料理集（1670‐74頃）五「ほね付きとは、ひぼねをかへして、羽ふし別足のほねずね計さりてたたかず。そのまま身を付けて作る事也。是は雲雀、鴉等のこと也」

※滑稽本・浮世風呂（1809‐13）四「大鰹が三十六文だから、片身骨付(ホネツキ)の方を二拾で買って」

出典　精選版 日本国語大辞典