骨つぎ(読み)ほねつぎ

日本大百科全書(ニッポニカ) 「骨つぎ」の意味・わかりやすい解説

骨つぎ
ほねつぎ

骨折脱臼(だっきゅう)、捻挫(ねんざ)などを治療する民間療法をいい、これを行う人を接骨医整骨医などとよぶ。法律的には柔道整復といい、これを行う人を柔道整復師とよぶ。

[編集部]

出典 小学館 日本大百科全書(ニッポニカ)日本大百科全書(ニッポニカ)について 情報 | 凡例

世界大百科事典(旧版)内の骨つぎの言及

【接骨師】より

…俗に接骨医,整骨医などともいわれるが,正式には柔道整復師という。柔道整復師法(1970)には〈都道府県知事の免許を受けて,柔道整復を業とするものをいう〉と規定されている。柔道整復とは,外科手術によらないで経験と勘によって,もみ療治,副木,ギプス,塗布薬を用いて,骨折,打身,捻挫,脱臼などを治療することで,民間療法の〈ほねつぎ〉に相当する。 骨折や脱臼などの整復は古くから行われていたと考えられる。大宝律令(701)の医疾令には按摩(あんま)科の名がみえ,骨折や脱臼などの治療を行っていた。…

※「骨つぎ」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

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