骨が舎利になっても(読み)ほねがしゃりになっても

精選版 日本国語大辞典 「骨が舎利になっても」の意味・読み・例文・類語

ほね【骨】 が 舎利(しゃり)になっても

(「舎利」は火葬にした骨の意) たとえ死んでも。どんな困難を冒しても。
※歌舞伎・三千世界商往来(1772)二つ目「骨が舎利になっても、うぬらに夫人を渡さうかいやい」

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報

デジタル大辞泉 「骨が舎利になっても」の意味・読み・例文・類語

ほね舎利しゃりになっても

たとえ死んでも。どんな苦労があっても。
「―、うぬらに夫人を渡さうかいやい」〈伎・商往来〉

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

今日のキーワード

靡き

1 なびくこと。なびくぐあい。2 指物さしものの一。さおの先端を細く作って風にしなうようにしたもの。...

靡きの用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android