驟(漢字)

普及版 字通 「驟(漢字)」の読み・字形・画数・意味


24画

[字音] シュウ(シウ)
[字訓] はしる・にわか・しばしば

[説文解字]

[字形] 形声
声符は聚(しゆう)。〔説文〕十上に「馬、疾(はや)くするなり」とあり、副詞に用いて、にわか、しばしばの意とする。

[訓義]
1. はしる。
2. はやい、すみやか、にわか。
3. しばしば。

[古辞書の訓]
名義抄〕驟 ウクツク 〔字鏡集〕驟 イハユ・シルシ・ヲヅク・トハシル・ハシル・ウツクシ・イヨイヨ・アツム・ワシル・ウクツク

[語系]
驟dzio、(速)sokは声義近く、また數(数)sheokも通用することのある字である。

[熟語]
驟雨驟諫驟至驟絶・驟然驟馳驟歩
[下接語]
雨驟・決驟・雪驟・走驟・馳驟・馬驟・飄驟・驟・歩驟・奔驟

出典 平凡社「普及版 字通」普及版 字通について 情報

今日のキーワード

焦土作戦

敵対的買収に対する防衛策のひとつ。買収対象となった企業が、重要な資産や事業部門を手放し、買収者にとっての成果を事前に減じ、魅力を失わせる方法である。侵入してきた外敵に武器や食料を与えないように、事前に...

焦土作戦の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android