騏驥(読み)キキ

デジタル大辞泉 「騏驥」の意味・読み・例文・類語

き‐き【××驥】

よく走るすぐれた馬。駿馬しゅんめ
すぐれた人物
「―おいたりといえども、其志は尚千里の外に在り」〈竜渓経国美談

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

精選版 日本国語大辞典 「騏驥」の意味・読み・例文・類語

き‐き【騏驥】

〘名〙
① 足の速いすぐれた馬。駿馬(しゅんめ)
※本朝文粋(1060頃)四・為入道前太政大臣辞職第三表〈大江匡衡〉「騏驥之病也 駑馬之。况駑馬之病乎」 〔荘子秋水
② 転じて、賢人のたとえにいう。
※峨眉鴉臭集(1415頃)芳草堂住浄妙「十年高枕。騏驥如駑駘之安」 〔楚辞卜居

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普及版 字通 「騏驥」の読み・字形・画数・意味

【騏驥】きき

すぐれた馬。駿馬。〔子、勧学〕騏驥も一にして十なること能はず、駑馬も十駕すれば則ち亦た之れにぶべし。功舍(す)てざるに在り。

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