駿河叢書(読み)するがそうしよ

日本歴史地名大系 「駿河叢書」の解説

駿河叢書
するがそうしよ

二九冊 志豆波多会 昭和八年―一〇年刊

解説 飯塚伝太郎・北村三郎らが中心となった静岡市の郷土資料刊行グループ志豆波多会が、郷土資料の散逸を防ぐために刊行した謄写版印刷による出版物の総称。桑原藤泰著の波摩都豆羅、すなわち大井河源紀行(第三編)・安倍紀行(第六編)、志太紀行・有渡紀行(第一一編)の四巻、山梨玄度著の駿河郡志(第一六編)、志貴昌澄著の駿河国三穂社記(第二三編)、川合長行編の駿州名勝志(第二五編)、榊原長俊著の駿河国志(第二六・二七編)などが刊行された。

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

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