駒込正行寺門前(読み)こまごめしようぎようじもんぜん

日本歴史地名大系 「駒込正行寺門前」の解説

駒込正行寺門前
こまごめしようぎようじもんぜん

[現在地名]文京区向丘むこうがおか一丁目

日光御成道沿いの西善さいぜん寺・駒込三ッ家こまごめみつや町の北に位置する片側町の門前町屋。東は勝林しようりん寺・浩妙こうみよう寺、西は正行寺境内ほか、北は先手与力同心大縄地。麟祥りんしよう院領駒込村(下駒込村)百姓地であったが、天和三年(一六八三)の大火後に湯島より正行寺とともにこの地に移転してきた(「寺社備考」・文政町方書上)。門前町屋の元地は上野広小路の東だったという。

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

今日のキーワード

自動車税・軽自動車税

自動車税は自動車(軽自動車税の対象となる軽自動車等および固定資産税の対象となる大型特殊自動車を除く)の所有者に対し都道府県が課する税であり、軽自動車税は軽自動車等(原動機付自転車、軽自動車、小型特殊自...

自動車税・軽自動車税の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android