駆通(読み)かけとおる

精選版 日本国語大辞典 「駆通」の意味・読み・例文・類語

かけ‐とお・る ‥とほる【駆通】

〘自ラ四〙 走って通る。かけぬける。
太平記(14C後)八「法性寺大路へ懸通(カケトヲリ)
※あひゞき(1888)〈二葉亭四迷訳〉「そりかへった細かな落ち葉があはただしく起き上り、〈略〉自分の側を駈け通った」

かけ‐どおし ‥どほし【駆通】

軍隊病(1928)〈立野信之〉一「もはや情況開始から千米以上も駈け通しで来たのだ」

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報

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