精選版 日本国語大辞典 「駆込・駈込」の意味・読み・例文・類語
かけ‐こみ【駆込・駈込】
〘名〙
② 夫と離婚するために、妻が尼寺などに逃げ込むこと。また、その女性。かけこみおんな。
※雑俳・清書帳(1725)「かけ込みを隠す他生の縁の下」
④ 「かけこみうったえ(駆込訴)」の略。
かけ‐こ・む【駆込・駈込】
〘自マ五(四)〙
① 走って中にはいりこむ。走りながらはいってくる。
② 駆け込み訴えをする。
※伊達家文書‐天正一八年(1590)一二月二六日・和久宗是書状「政宗もの羽忠三へかけこみ、政宗別心之由かたく申候」
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