駅家(古代令制)(読み)うまや

日本大百科全書(ニッポニカ) 「駅家(古代令制)」の意味・わかりやすい解説

駅家(古代令制)
うまや

古代令(りょう)制の駅伝制度一つ。「えきか」とも読む。七道の約30里(16キロメートル)ごとに置かれ、駅子(えきし)、駅馬(えきば)の継ぎ立てや、駅使宿泊食料供給施設。国司所管のもと駅長駅務を行い、郷(ごう)と同じく一つの行政地域をなす。

[田名網宏]

出典 小学館 日本大百科全書(ニッポニカ)日本大百科全書(ニッポニカ)について 情報 | 凡例

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