馬糞海胆(読み)バフンウニ

デジタル大辞泉 「馬糞海胆」の意味・読み・例文・類語

ばふん‐うに【馬×糞海胆】

オオバフンウニ科のウニ。沿岸岩礁にすみ、殻径約5センチ、暗緑色でやや扁平な球状をし、とげ短い。東北地方以南に多産し、練り雲丹うになどの材料にする。東北地方以北には別種エゾバフンウニ分布

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精選版 日本国語大辞典 「馬糞海胆」の意味・読み・例文・類語

ばふん‐うに【馬糞海胆】

〘名〙 オオバフンウニ科のウニ類一種。日本特産種で、本州北端から九州までの浅海の岩礁や礫底にふつうにすむ。海胆類の中で最も美味とされる。殻径約五センチメートル、殻高約二センチメートルで、ふつう暗緑色。上下にやや扁平な球状をし、短くて細い棘(とげ)全面にある。産卵期は三~四月

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動植物名よみかた辞典 普及版 「馬糞海胆」の解説

馬糞海胆 (バフンウニ)

学名Hemicentrotus pulcherrimus
動物。オオバフンウニ科の海産動物

出典 日外アソシエーツ「動植物名よみかた辞典 普及版」動植物名よみかた辞典 普及版について 情報

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