馬神村(読み)うまがみむら

日本歴史地名大系 「馬神村」の解説

馬神村
うまがみむら

[現在地名]新南陽市大字馬神

島地しまじ川の支流十郎じゆうろう川沿いに集落が点在する山地の村で、北はかみ村・藤木ふじき(現佐波郡徳地町)、西から南は湯野ゆの村・夜市やじ(現徳山市)、東は米光よねみつ村に接する。萩藩領で徳地宰判に属する。

元和五年(一六一九)三月一七日付の毛利秀就らの判のある井原元以宛行知行目録(「閥閲録」所収井原大学家文書)に「一、四拾五石八斗七合 (佐波)郡上徳地之内馬神村」とある。

「地下上申」で馬神村として独立高付され、総石高一千四二石余、うち田方が九三五石余、畠方一〇七石余、家数一九一、人口七七一、庄屋一人、畔頭三人とある。

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

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