馬渡谷村(読み)もうたにむら

日本歴史地名大系 「馬渡谷村」の解説

馬渡谷村
もうたにむら

[現在地名]加西市馬渡谷町

鍛冶屋かじや村の西、播但中央山地の南東部に位置する。馬渡村とも書いた(慶長国絵図など)。関東御家人内藤左衛門佐盛勝が康永元年(一三四二)当地に所領を得て累代ここに居を構えたという(加西郡誌)。天正一五年(一五八七)九月二四日の豊臣秀吉知行方目録(木下家文書)に「もう谷村」とみえ、当村など七ヵ村合せて一千石などが豊臣秀吉から木下家定に宛行われている。

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

今日のキーワード

発見学習

発見という行為の習得を目指す学習。または,発見という行為を通じて学習内容を習得することを目指す学習。発見学習への着想は多くの教育理論に認められるが,一般には,ジェローム・S.ブルーナーが『教育の過程』...

発見学習の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android