馬寮の監(読み)めりょうのげん

精選版 日本国語大辞典 「馬寮の監」の意味・読み・例文・類語

めりょう【馬寮】 の=監(げん)[=御監(ごげん)

左右馬寮の長官より上位で、官馬のことを総裁する名誉職令外の官。平安以後、近衛大将の兼任とし、鎌倉中期以後、西園寺家世襲となったが、足利義満以後、征夷大将軍兼職となる。
続日本紀‐和銅四年(711)一二月壬寅「以従五位下葛木王。補馬寮監

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報

今日のキーワード

焦土作戦

敵対的買収に対する防衛策のひとつ。買収対象となった企業が、重要な資産や事業部門を手放し、買収者にとっての成果を事前に減じ、魅力を失わせる方法である。侵入してきた外敵に武器や食料を与えないように、事前に...

焦土作戦の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android