香緂(読み)こうだん

精選版 日本国語大辞典 「香緂」の意味・読み・例文・類語

こう‐だん カウ‥【香緂】

〘名〙
香色白色と交互にした配色。紐類に用い、主として諒闇(りょうあん)の際の、太刀平緒(ひらお)に用いる。〔餝抄(1238頃)〕
能楽で、車、藁屋などの大道具の柱などを巻くのに用いる青または紅白の細い布。

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報

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