首陀(読み)しゅだ

精選版 日本国語大辞典 「首陀」の意味・読み・例文・類語

しゅだ【首陀】

菅家文草(900頃)七・書斎記「或有首陀之嫌、語言似眤」
海道記(1223頃)池田より菊川「実に会者定離の習目の前に見ゆ。刹利も首陀もかはらぬ奈落の底の有様、哀にこそ覚ゆれ」

すだ【首陀】

〘名〙 (sūdra に漢字首陀羅」をあてて音読みした語の略) =シュードラ(首陀羅)
散木奇歌集(1128頃)釈教「迎ふるはせつりもすたも嫌はねばもれじもせじな数ならずとも」

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デジタル大辞泉 「首陀」の意味・読み・例文・類語

しゅだ【首×陀/×陀】

首陀羅しゅだら」の略。

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