餡蜜(読み)あんみつ

精選版 日本国語大辞典 「餡蜜」の意味・読み・例文・類語

あん‐みつ【餡蜜】

〘名〙 あんをのせた蜜豆。《季・夏》
自由学校(1950)〈獅子文六〉自由を求めて「洋食中華料理、トンカツ〈略〉しるこあんみつのすべてに亙(わた)って」

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デジタル大辞泉 「餡蜜」の意味・読み・例文・類語

あん‐みつ【×餡蜜】

《「餡蜜豆」の略》蜜豆の上に餡をのせたもの。 夏》

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和・洋・中・エスニック 世界の料理がわかる辞典 「餡蜜」の解説

あんみつ【餡蜜】

あんをのせたみつ豆。◇1930(昭和5)年、東京銀座の甘味処「若松」の森半次郎(二代目)が考案したとも、1938(昭和13)年、東京・銀座にあった甘味処「月ヶ瀬」の橋本夢道が考案したものともいわれる。

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