デジタル大辞泉 「飾り石」の意味・読み・例文・類語 かざり‐いし【飾り石】 1 宝石に準じて装飾品とされる石。水晶・碧玉へきぎょく・瑪瑙めのうなど。2 床の間などに飾って置く石。 出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例
日本大百科全書(ニッポニカ) 「飾り石」の意味・わかりやすい解説 飾り石かざりいしornamental stone 宝石のもつ三つの重要条件、すなわち希少性、硬さ、美しさのうち、加工によって美しさや硬さを補うことで、宝石に準じた形で装飾品とされる鉱物あるいは岩石の総称。宝石同様の目的に、あるいは建材などのように宝石では対処しきれない用途に供しうる鉱物・岩石が該当することもある。これらと宝石との間の厳密な境界はない。くじゃく石、ばら輝石、赤鉄鉱、軟玉(なんぎょく)、黒曜石、大理石、月長(げっちょう)石(アノーソクレースの一種)などがそのおもな例である。[加藤 昭][参照項目] | アノーソクレース | くじゃく石 | 黒曜石 | 赤鉄鉱 | 大理石 | 軟玉 | ばら輝石 | 宝石 出典 小学館 日本大百科全書(ニッポニカ)日本大百科全書(ニッポニカ)について 情報 | 凡例