食込む(読み)クイコム

デジタル大辞泉 「食込む」の意味・読み・例文・類語

くい‐こ・む〔くひ‐〕【食(い)込む】

[動マ五(四)]
強く深く入り込む。食い入る。「縄が手首に―・む」「爪が肌に―・む」
他の範囲領域にまで入り込む。「会議昼休みに―・む」「初出場で堂々二位に―・む」「独占市場に―・む」
支出が多くなって蓄えなどを減らす。赤字になる。「予備費に―・む」
[類語](3損する割を食う本が切れる穴をあける割が悪い間尺に合わない足が出るロス大穴丸損マイナス損失損害実害赤字被害不利益損亡そんもう欠損実損差損出血持ち出し採算割れ

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

今日のキーワード

脂質異常症治療薬

血液中の脂質(トリグリセリド、コレステロールなど)濃度が基準値の範囲内にない状態(脂質異常症)に対し用いられる薬剤。スタチン(HMG-CoA還元酵素阻害薬)、PCSK9阻害薬、MTP阻害薬、レジン(陰...

脂質異常症治療薬の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android