飛驒守惟久(読み)ひだのかみこれひさ

世界大百科事典(旧版)内の飛驒守惟久の言及

【後三年合戦絵巻】より

…中巻は金沢柵の攻防を,下巻は金沢柵落城とその後の苛酷な処刑場面を描く。序文により,1347年(正平2∥貞和3)に比叡山で企画され,詞を僧玄慧(げんえ)(?‐1350)がつくり,絵は飛驒守惟久(これひさ)が描いたことが知られる。制作年代や画家の知られる基準作として重要である。…

※「飛驒守惟久」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」