風間 直得(読み)カザマ ナオエ

20世紀日本人名事典 「風間 直得」の解説

風間 直得
カザマ ナオエ

大正・昭和期の俳人,洋画家



生年
明治30(1897)年7月7日

没年
(没年不詳)

出生地
東京・日本橋浜町

旧姓(旧名)
山本

別名
旧号=南鳳江

経歴
大正6年河東碧梧桐の門下生となり、13年「東京俳三昧句稿」、14年「三昧」を創刊する。「三昧」は碧梧桐が勇退して、昭和8年「紀元」と改題。“高速度映写式の描写”に重点を置き、ルビ句読点によって技術的効果をあげようとした。句集に「直得六百句選」がある。

出典 日外アソシエーツ「20世紀日本人名事典」(2004年刊)20世紀日本人名事典について 情報

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