風聴(読み)ふうちょう

精選版 日本国語大辞典 「風聴」の意味・読み・例文・類語

ふう‐ちょう ‥チャウ【風聴】

〘名〙
世間にいいふらすこと。吹聴(ふいちょう)
人情本・貞操婦女八賢誌(1834‐48頃)初「数郷(すがう)領主と仰がれたる、豊島(としま)判官、平信国の陣営にまで風聴(フウチャウ)せられ、芳しき名の高く聞えて」
② 世間のうわさにきくこと。また、そのうわさ。風聞
※小津桂窓宛馬琴書簡‐天保四年(1833)一月一四日「けいせい水滸伝十二編下も不相替世評よろしく、〈略〉うり捌候よし、旧冬板元参り、風聴の上、十三編をたのまれ候」 〔魏書‐広陵王伝〕

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普及版 字通 「風聴」の読み・字形・画数・意味

【風聴】ふうちよう

うわさ。

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