ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「風習喜劇」の意味・わかりやすい解説
風習喜劇
ふうしゅうきげき
comedy of manners
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…そこには社会風刺的な色彩も強まり,ボーマルシェの《フィガロの結婚》の批判性はフランス革命前の社会の雰囲気をよく伝えている。イギリスでは,一種の風俗劇である独特な〈風習喜劇comedy of manners〉が生まれ,W.ウィッチャリー,W.コングリーブ,R.B.シェリダンなどが出た。 歴史主義的な19世紀には,歴史喜劇も一時期流行したが,写実的で社会や時代を風刺した喜劇(H.vonクライストの《こわれ甕》,A.S.グリボエードフの《知恵の悲しみ》,N.ゴーゴリの《検察官》)が生まれた。…
…95年にはまた分裂したが,全体としては寡占状態が続いた。観客は社交界の貴族や町の遊び人,彼らに群がる娼婦など,社会の一部の階層が主で,だしものも当時の世相を映した風習喜劇が中心だった。韻文を原則とするエリザベス朝劇と異なり,これらは散文で書かれていた。…
…フランス的新古典主義の趣味に合わせて,シェークスピアの《リア王》がハッピー・エンドに改作されたり,〈英雄悲劇〉が創作されたりした。しかしこの時代の気質に最もふさわしい形式,したがってこの時代の劇作家がイギリス演劇にもたらした最大の貢献は,〈風習喜劇〉であった。倫理的価値規準を喪失した一種の閉鎖空間のなかで,上流の男女が機知の限りを駆使して,姦通やだまし合いのゲームにふける,といった構造の喜劇である。…
…そこには社会風刺的な色彩も強まり,ボーマルシェの《フィガロの結婚》の批判性はフランス革命前の社会の雰囲気をよく伝えている。イギリスでは,一種の風俗劇である独特な〈風習喜劇comedy of manners〉が生まれ,W.ウィッチャリー,W.コングリーブ,R.B.シェリダンなどが出た。 歴史主義的な19世紀には,歴史喜劇も一時期流行したが,写実的で社会や時代を風刺した喜劇(H.vonクライストの《こわれ甕》,A.S.グリボエードフの《知恵の悲しみ》,N.ゴーゴリの《検察官》)が生まれた。…
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