ふう‐すい【風水】
〘名〙
① 風と水。吹く風と流れる水。
風雨。また、嵐と
洪水。
※性霊集‐七(835頃)笠大夫奉為先妣造大曼荼羅像願文「一湿倶時金華、雖美之美深之深、而
泳風水之淵、優遊自他之窟」 〔
宋書‐武帝紀上〕
※正法眼蔵(1231‐53)弁道話「そのおこすところの風水の
利益にあづかるともがら、みな甚妙不可思議の仏化に冥資せられて」
※
十善法語(1775)五「風水、
風鑒、
望気の術、みな菩薩工巧明の中より等流して世を利益す」 〔葬書〕
出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報
デジタル大辞泉
「風水」の意味・読み・例文・類語
ふう‐すい【風水】
1 吹く風と流れる水。風雨。
2 「風水説」に同じ。
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風水
大地の気の流れを読み、そこに暮らす一家一族を繁栄させるための方法。土地そのものの選び方から、建物の設計、増改築、インテリア調整にいたるまで、段階ごとに様々な判断方法が存在している。
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普及版 字通
「風水」の読み・字形・画数・意味
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世界大百科事典(旧版)内の風水の言及
【占い】より
…相占はこの外に現れたものを手がかりに(痣(ほくろ)のようなものでも重要なきめてになる),内に隠れたものを探り出す占いといえよう。その他,古代からある夢占い,時の吉凶を占う六壬(じん)・遁甲(とんこう)・太乙のいわゆる三式,風の方向や音によって吉凶を占う風角占,文字占いの測字(拆(たく)字,破字,相字),墓の地形方角と子孫の吉凶を結びつける風水,鶏の足を使う鶏卜等々,枚挙にいとまがない。このような無数の占いの底にあるものは,あらゆる事物はたがいに感応の糸によってひそかに結ばれているとする思考であろう。…
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出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」