風を切る(読み)カゼヲキル

デジタル大辞泉 「風を切る」の意味・読み・例文・類語

かぜ・る

勢いよく進む。また、勢いよく回転する。「―・って走る」→肩で風を切る

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精選版 日本国語大辞典 「風を切る」の意味・読み・例文・類語

かぜ【風】 を 切(き)

① 風をまともに受けないようにする。
義経記(室町中か)四「檝取、後よりかぜのくるぞ。〈略〉風を切らせよ」
② 速く、するどく動く。勢いよく進んだり、また回ったりする。「肩で風を切って歩く」
※仏国風俗問答(1901)〈池辺義象〉俚歌童謡「いづれも姿勢を正して、サッサと風を切ってゆくや」

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