類船(読み)るいせん

精選版 日本国語大辞典 「類船」の意味・読み・例文・類語

るい‐せん【類船】

〘名〙 船が行動をともにすること。また、その船。江戸時代では同時に出港する船や同じ水域を航行している船をもいう。友船片船。〔運歩色葉(1548)〕
上井覚兼日記‐天正一一年(1583)九月五日「此日、有馬右衛門尉出船候、類船に新越州父子〈略〉米良殿出船也」

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報

今日のキーワード

排外主義

外国人や外国の思想・文物・生活様式などを嫌ってしりぞけようとする考え方や立場。[類語]排他的・閉鎖的・人種主義・レイシズム・自己中・排斥・不寛容・村八分・擯斥ひんせき・疎外・爪弾き・指弾・排撃・仲間外...

排外主義の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android