顔掛・面帕(読み)かおかけ

精選版 日本国語大辞典 「顔掛・面帕」の意味・読み・例文・類語

かお‐かけ かほ‥【顔掛・面帕】

〘名〙 婦人貴人が、頭からかける薄い絹などの布。婦人が帽子に取り付けて顔を覆う網や紗(しゃ)の布。ベール
※暴夜物語(1875)〈永峰秀樹訳〉驢牛雇夫の寓言「帝姫の面帕(カホカケ)を脱がしめたるに、先づ其鮮奸たるに驚き」

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報

今日のキーワード

排外主義

外国人や外国の思想・文物・生活様式などを嫌ってしりぞけようとする考え方や立場。[類語]排他的・閉鎖的・人種主義・レイシズム・自己中・排斥・不寛容・村八分・擯斥ひんせき・疎外・爪弾き・指弾・排撃・仲間外...

排外主義の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android