精選版 日本国語大辞典 「顔付」の意味・読み・例文・類語
かお‐つき かほ‥【顔付】
〘名〙
※宇津保(970‐999頃)楼上上「よしよししく、かはらかなるかほつきして」
② 外に現われている、物の有様。
※枕(10C終)一五四「いたどりは、〈略〉杖なくともありぬべきかほつきを」
かお‐づけ かほ‥【顔付】
〘名〙
※歌舞伎・伊勢平氏梅英幣(1820)大切「役者の顔付(カホヅ)けを善右衛門に渡す」
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