頴田[町](読み)かいた

百科事典マイペディア 「頴田[町]」の意味・わかりやすい解説

頴田[町]【かいた】

福岡県中北部,遠賀(おんが)川中流右岸の嘉穂郡の旧町。明治中期以後炭鉱町として発展したが,主力炭鉱が昭和初期から衰退,中小鉱も閉山して筑豊最初の集団離職地になった。米作,ブドウ栽培,乳牛飼育を営み,近年は,企業誘致も進む。2006年3月嘉穂郡庄内町,穂波町,筑穂町と飯塚市へ編入。16.60km2。7069人(2003)。

出典 株式会社平凡社百科事典マイペディアについて 情報

今日のキーワード

焦土作戦

敵対的買収に対する防衛策のひとつ。買収対象となった企業が、重要な資産や事業部門を手放し、買収者にとっての成果を事前に減じ、魅力を失わせる方法である。侵入してきた外敵に武器や食料を与えないように、事前に...

焦土作戦の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android