頭重(読み)ズオモ

デジタル大辞泉 「頭重」の意味・読み・例文・類語

ず‐おも〔ヅ‐〕【頭重】

あたまが重苦しいこと。
尊大で、他人に対して容易に頭を下げないこと。また、その態度
相場が上がり気味でありながら伸び悩んでいる状態

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

精選版 日本国語大辞典 「頭重」の意味・読み・例文・類語

ず‐おも ヅ‥【頭重】

〘名〙 (形動)
① あたまが重いこと。頭が、なんとなくはっきりしないこと。おも苦しいこと。また、そのさま。
② 尊大にかまえていて、相手になかなか頭を下げないこと。容易に人に屈しないこと。また、そのさま。
③ 取引相場で、値が上がりそうでいて、なかなか上がらないこと。上がりぎみでいながら、伸び悩んでいる状態。〔取引所用語字彙(1917)〕
東京日日新聞‐明治二五年(1892)一月一六日「横浜に於ける車糖の好況同品は旧臘以来兎角頭重の姿にて」

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