頭目(読み)とうもく

精選版 日本国語大辞典 「頭目」の意味・読み・例文・類語

とう‐もく【頭目】

〘名〙
① 頭と目。ずもく。
※近世紀聞(1875‐81)〈染崎延房一一「是が主長とする者あらずば手足頭目の別なきが如く」 〔荀子‐議兵〕
② かしら。首領。おさ。〔漢語便覧(1871)〕
※読書放浪(1933)〈内田魯庵〉窓から眺める「芥川は文壇一方の頭目として盛名既に江湖を圧してをる」

ず‐もく ヅ‥【頭目】

〘名〙 頭と目。
※観智院本三宝絵(984)上「頭目手足を与ふる事、石土くれ抛げむ従も安し」 〔法華経序品

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デジタル大辞泉 「頭目」の意味・読み・例文・類語

とう‐もく【頭目】

頭と目。ずもく。
「手足―の別なきが如く」〈染崎延房・近世紀聞〉
かしら。親分。首領。「馬賊頭目
[類語](2ちょうおさかしらトップ大将主将闇将軍親方親分親玉棟梁首領ボスドン

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普及版 字通 「頭目」の読み・字形・画数・意味

【頭目】とうもく

首領。

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