頭ごなし(読み)アタマゴナシ

デジタル大辞泉 「頭ごなし」の意味・読み・例文・類語

あたま‐ごなし【頭ごなし】

相手の言い分を聞かず、最初からきめつけた態度をとること。「頭ごなしにしかりつける」
[類語]高飛車高圧的居丈高無理遣り無理強いて敢えて努めてできるだけ極力なるたけなるべく可及的必ずきっと絶対是非何としてもどうしても何がなんでも是が非でも押してたってどうぞどうかくれぐれも願わくはなにとぞなんとかまげてひとつ必死誓っててっきり違いないはず決まってすなわち否が応でも否でも応でもいやでもいやとも是非とも無理算段無理無体無理押し無理強制的強引強気強行独断独断的理不尽強硬頑強問答無用強要力尽く力任せ腕尽くごり押し断固一刀両断横柄威圧的否応無し頑として横紙破り横紙を破る有無を言わせず腕力に訴える横車を押す押し付けがましいねじ伏せる首に縄を付ける遠慮会釈もない遠慮押し通す押し付ける一方的豪腕

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精選版 日本国語大辞典 「頭ごなし」の意味・読み・例文・類語

あたま‐ごなし【頭ごなし】

〘名〙 相手の言い分を聞かず、初めから一方的に押さえつけるような態度をとること。頭くだし。
浄瑠璃・善光寺御堂供養(1718)三「さ程国を持あまさば、本領ことごとく取上ん、罷立秀俊とあたまごなしにきめつくれば」

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