項梁(読み)こうりょう

世界大百科事典(旧版)内の項梁の言及

【項羽】より

…戦国の将軍の血筋をひき,下相(江蘇省宿遷県)で生まれた。幼くして孤児となり,叔父の項梁(こうりよう)にひきとられて教育をうけ,前209年に陳勝・呉広らが反乱をおこすと,項梁とともに呉(蘇州市)で兵を挙げた。項梁は楚王の子孫の心(しん)を懐王に立てて反秦勢力を結集したが,彼が戦死すると代わって項羽と劉邦がその中心となった。…

※「項梁」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

今日のキーワード

焦土作戦

敵対的買収に対する防衛策のひとつ。買収対象となった企業が、重要な資産や事業部門を手放し、買収者にとっての成果を事前に減じ、魅力を失わせる方法である。侵入してきた外敵に武器や食料を与えないように、事前に...

焦土作戦の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android