鞠道(読み)きくどう

精選版 日本国語大辞典 「鞠道」の意味・読み・例文・類語

きく‐どう ‥ダウ【鞠道】

〘名〙 蹴鞠(けまり)の道。けまりの術。昔、公卿その他貴族の間で行なわれた庭上でまりをけり合う遊戯の術。飛鳥井(あすかい)難波(なにわ)両家がその道の師範家と定められていた。蹴鞠道。
※禁令考‐前集・第一・巻二・嘉慶二年(1388)二月六日「鞠道之事雖勿論之儀

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報

今日のキーワード

青天の霹靂

《陸游「九月四日鶏未鳴起作」から。晴れ渡った空に突然起こる雷の意》急に起きる変動・大事件。また、突然うけた衝撃。[補説]「晴天の霹靂」と書くのは誤り。[類語]突発的・発作的・反射的・突然・ひょっこり・...

青天の霹靂の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android