デジタル大辞泉 「鞘走る」の意味・読み・例文・類語 さや‐ばし・る【×鞘走る】 [動ラ五(四)]1 刀身が自然に鞘から抜け出る。「下人はそこで、腰にさげた聖柄ひじりづかの太刀が―・らないように気をつけながら」〈芥川・羅生門〉2 出過ぎたことをする。さきばしる。「まだ―・った事を言ふ」〈鷺流狂・末広がり〉 出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例