精選版 日本国語大辞典 「青鸞」の意味・読み・例文・類語
せい‐らん【青鸞】
〘名〙 キジ科の鳥。雄は全長約一八〇センチメートル、うち尾長は約一三〇センチメートル。形はクジャクに似ており、長い二枚の中央尾羽が目立つ。顔・くびは青く、羽色は褐色の地に黒や淡褐色の細かい斑点があり、翼に眼状紋が多数並ぶ。マレー半島、スマトラ、ボルネオなどの密林にすむ。翼・尾羽は茶の湯の羽箒として珍重される。
※懐風藻(751)於左僕射長王宅宴〈箭集虫麻呂〉「趙発青鸞舞、夏踊赤鱗魚」
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