青衿(読み)セイキン

デジタル大辞泉 「青衿」の意味・読み・例文・類語

せい‐きん【青×衿/青襟】

《「詩経」鄭風・子衿の「青青たる子が衿」の句の注「青衿は青い領なり、学子の服するところ」から》学生のこと。

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

精選版 日本国語大辞典 「青衿」の意味・読み・例文・類語

あお‐くび あを‥【青衿】

〘名〙 青色の布で作った着物の襟。粗末な服装にいう。
万葉(8C後)九・一八〇七「葛飾の 真間の手児奈が 麻衣に 青衿(あをくび)着け 直(ひた)さ麻(を)を 裳には織り着て」

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普及版 字通 「青衿」の読み・字形・画数・意味

【青衿】せいきん

青い衿。若者。〔詩、風、子衿〕たる子(し)が衿 悠悠たる我が心 縱(たと)ひ我(われ)かざるも 子、(なん)ぞを嗣(つ)がざる

字通「青」の項目を見る

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