青芽(読み)あおめ

精選版 日本国語大辞典 「青芽」の意味・読み・例文・類語

あお‐め あを‥【青芽】

〘名〙
草木の生え出たばかりの緑色の芽。
木下杢太郎詩集(1930)〈木下杢太郎〉緑金暮春調・暮れゆく庭「はた悩む生の青芽(アヲメ)の蕭(しめや)げる牧場の中に」
② 刈り取ったままで皮をはがないコリヤナギの枝。

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和・洋・中・エスニック 世界の料理がわかる辞典 「青芽」の解説

あおめ【青芽】

芽じその一つで、青じその双葉刺身つま薬味吸い口などにする。

出典 講談社和・洋・中・エスニック 世界の料理がわかる辞典について 情報

世界大百科事典(旧版)内の青芽の言及

【シソ(紫蘇)】より

…【高橋 文次郎】
[料理]
 赤ジソ,青ジソとも芽,葉,花穂,実ともに香りがよく,日本料理の材料として用途がひろい。芽ジソは刺身のつまや吸口に使い,赤ジソはむらめ,青ジソは青芽とよぶ。青ジソの葉は大葉(おおば)ともいい,刺身のつまにしたり刻んであえ物,漬物,薬味などに使って色,香りを楽しむ。…

※「青芽」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

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