青筋(読み)あおすじ

精選版 日本国語大辞典 「青筋」の意味・読み・例文・類語

あお‐すじ あをすぢ【青筋】

〘名〙
青色の筋。
増鏡(1368‐76頃)一〇「院の御かた、葡萄染めに白筋、樺(かば)桜のあをすぢ」
皮膚を透かして、青く見える静脈
※松翁道話(1814‐46)四「青筋のひたひに角があらはるる内にねたみのとがり有る故」

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報

デジタル大辞泉 「青筋」の意味・読み・例文・類語

あお‐すじ〔あをすぢ〕【青筋/青条】

青い色の筋。
皮膚の下に透けて見える静脈。
[類語]血管血筋

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

今日のキーワード

青天の霹靂

《陸游「九月四日鶏未鳴起作」から。晴れ渡った空に突然起こる雷の意》急に起きる変動・大事件。また、突然うけた衝撃。[補説]「晴天の霹靂」と書くのは誤り。[類語]突発的・発作的・反射的・突然・ひょっこり・...

青天の霹靂の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android