青山文平(読み)アオヤマブンペイ

デジタル大辞泉 「青山文平」の意味・読み・例文・類語

あおやま‐ぶんぺい〔あをやま‐〕【青山文平】

[1948~ ]小説家神奈川の生まれ。出版社勤務を経て文筆活動に入る。「つまをめとらば」で直木賞受賞。他に「鬼はもとより」など。

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知恵蔵mini 「青山文平」の解説

青山文平

日本の小説家。1948年、神奈川県生まれ。経済関係の出版社勤務、フリーライターを経て、92年に影山雄作名義で発表した純文学作品「俺たちの水晶宮」で第18回中央公論新人賞を受賞。その後、一時創作活動から離れたが、青山文平名義の時代小説作家として活動を再開し、2011年に『白樫の樹の下で』で第18回松本清張賞を受賞。15 年には『鬼はもとより』で第17回大藪春彦賞、16年には『つまをめとらば』で第154回直木三十五賞を受賞した。

(2016-1-21)

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